基本理念
キリストの愛と
光によって導かれた
子どもたちの尊厳と
幸福を目指します
ふじの園は子どもたちのためにあり、
私たちは子どもたち一人ひとりを
かけがえのない存在として受けとめます。
そして、子どもたちが自分らしく幸せに
生きていくことができるように
いつでも、どんな時でも
子どもたちと一緒にいたいと
願っています。

理事長のことば

令和7年度がスタート
令和7年度、新たな子どもたちや新任職員を迎え各施設とも順調にスタートを切っております。
昨年、児童福祉法が改正され社会的養護を必要とする子どもたちに対する新たな施策も打ち出されてきております。それに伴い一関市においても新たに「健康こども部こども家庭課」が新設され、こどもセンターとしての役割を担うことになりました。このように子どもの福祉の推進が重視され、子どもを中心に据えつつ、子育て家庭を社会全体で支えていく「子ども家庭福祉」の観点で社会参加や地域づくりを進めていく流れとなってきています。
このような状況の中で、法人本部としてはそれぞれの施設の機能を強化し各施設の連携を図り、経営の見直しや施設機能の高機能化、多機能化に向けてより具体的な対策を図っていかなければならないと考えております。
まず、児童養護施設一関藤の園では、今年度内に第二の地域小規模児童養護施設を建築しより家庭的な養育に努めます。また岩手県社会福祉協議会による福祉サービス第三者評価を受審します。
認定こども園一関藤保育園では、モンテッソーリ教育の充実を図りながらよりよい保育を目指し、園児の定員確保を図っていきます。
社会福祉法人ふじの園が運営する3番目の施設として4月よりこども第三の居場所「うぃすてりあ」を開設いたしました。この事業は、一関市こども第三の居場所推進事業及び児童育成支援拠点事業という名称でB&G財団及び一関市こども家庭課と連携を図りながら、支援を要すると市が判断した家庭の子どもたちを預かる事業です。定員が20名で、主に小学生を対象に放課後から夕食までのお世話をします。更に長期休業中は午前10時から午後8時まで利用できる施設です。児童養護施設で培ったノウハウを生かして子どもたちや保護者の支援にあたりたいと考えております。
令和7年度も既存の事業を充実、発展させ新規事業を軌道に乗せていくために地域ニーズを正確に把握するとともに行政や関係機関との連携を密にし、社会の要請に応えていかなければならないと考えております。
これまでにご支援いただきました皆様方に感謝するとともに今年度もよろしくお願い申し上げます。
理事長 橋 本 欽 哉